水曜日, 4月 18, 2007

 

iTunes + mp3

ぜんっぜんLinuxとは関係ないけどね。

WinPCが壊れた都合でWindows Vista搭載PCを買いました。

iPod nanoを買った都合もあり、
ファイル管理からiPodに繋ぐまで中々によく出来たアプリでもあり、
iTunes、最近よく立ち上げます。

CDを入れると自動で
リッピング、エンコード、DB問い合わせ、タグ付け、アルバムの写真の取得、ファイル整理
までやってくれるというのはやはり楽です。

なんとなく気になるのはmp4というエンコード方式。
このmp4、mp3とはあまり関係なさそう。
Apple独自のエンコード方式というわけでもないけど手厚く"保護"されたファイル形式だ。
なのでリッピング方式はmp3をiTunesのエンコード方式に選んでいた。

医学的に耳が悪いわけではないが、趣味人としていい耳を持っているわけではない。
iPodでは音質は気にしていなかった。

スピーカに繋いで聞いて、初めて「もう少し音質、何とかしたいな」と感じた。
調べてみると、iTunesのmp3のエンコーダの音質は"最悪"らしい。

神聖王国の住民、Macユーザでさえ独自にiTunes-Lameというミドルウェアを挿してLameエンコーダを利用して変換しているらしい。
残念ながらiTunes-LameはMac版のみ配布されている。

そこで
・リッピング
・エンコード
・DB問い合わせ
・タグ付け
・アルバムの写真の取得
・ファイル整理
のうち最後の二つをiTunesに任せるとして、上4つを出来るだけ手軽にできるアプリを探した。
結果、Player + (Exact Audio Copy + Lame || CDex + Lame )という組み合わせがいいらしいことが分かった。

設定についてはいいサイトたくさんがあるので特に問題なくできる。(たとえば)

ちょっと気になった点を何点か...

VistaでPlayerの設定がすんなりできなかったこと

Playerのサイトのフォーラムにもあるが、dllの登録を行わないとGracenoteのメニューの
Registration(登録)がグレーアウトされたままである。
→Winメニュー→プログラム→アクセサリ→ファイル名を指定して実行 を右クリックで管理者として実行
regsvr32 "C:\Program Files\Player\CDDBControl.DLL"
regsvr32 "C:\Program Files\Player\CDDBUI.DLL"

winder(大方c:\windows)にcdplayer.iniというファイルを自分で作成しなければいけない
→winderへのファイル作成は管理者権限でしかできません!

あとはEACでのコンピレーションの扱い。
Playerはコンピレーションの場合、cdplayer.iniに
4=Mad Mike - Give It To Me
のようにトラック情報を置く。
そのままmp3に変換するとトラック名は"Mad Mike - Give It To Me"となる。
compilationの場合は
メニュー→データベース→現在のCD情報を変換→'-'を'/'に変換[アーティスト/タイトル]
を選択すると
トラック名は"Give It To Me"、アーティスト名は"Mad Mike"と認識してくれる。

月曜日, 3月 05, 2007

 

液晶パネル + 秋葉原 = 見事再生?

Fmv Deskpower L22D/Mが死んだ。
どこが死んだかわからないけど、きっとM/Bか電源ユニットだと思う。
悔しいけどHDDも読めなくなってた。放心…

早速解体する。
一種類のねじしか使ってないから楽々解体できる。
HDDが逆さについてるのは何でだろ? 

HDDを換装し、CMOSをクリアしてmemtest86+をCDから走らせても
マシン チェック エラーが出る。
CDを外してメモリを元の構成に戻してCPUを換えても
マシン チェック エラー。

手の打ちようもないのでさらに分解して
残ったのはスピーカつきガラスパネルの液晶パネル。
UIとしては好きだったので捨てるに惜しい。

そのまま秋葉原のCoCoNet液晶工房に持ち込んでみた。
応対をしてくれたのはダンディな中国人のおじさん。
革のジャケットがいかしてる。

17800円でDVI入力、RCA入力、VGA入力、スピーカ入力を受け付ける基盤と
プログラム書き換え、対応インバータを売ってやる。といわれた。

面白そうなので買ってみた。

PGをシリアルで基盤のチップに書き込むらしく、一時間ほど秋葉原をぶらぶら。
戻ってみると作業は終了したとのこと
映してもらうとやや輝度不足な気がした。
「調整は可能だよ。きれいなもんだ。」
とダンディーは調整画面を出してくれた。

今回お勉強したこと。

液晶パネルには大きく分けて
・バックライトへの電源入力
・液晶パネルへの信号入力
の二つの入力が必要。

バックライトへの電源入力はインバータを通して行う。

通常インバータへの入力と液晶パネルへの信号入力は
一つの基盤から行われる。

液晶パネルの型番については液晶パネル本体に貼ってある。
パネルのデータシートはネットで探せることも多く、
それぞれのピンアサインについてはデータシートを参照可能。

場合によってはインバータは交換しなくてもよいケースもある。
使えるならば保管しておこう。それほど場所もとらない。

交換したインバータは画面調整プログラムを弄っても輝度がやや足りない。
ハード的に可変抵抗器でback_light_adjustへの電圧を調節してもまだ足りない。
交換前のやつを持ってたら実験できたのにと少し悲しい。

後日液晶パネル用のスタンドを7000円くらいで買った。
いやはや新品買えたかもな などと毎度と同じことを考える。

FMV L22DMの液晶パネル
SAMSUNG:LTM170W1-L01
http://www.bluecubelcd.com/php/content/panels/pdf/17/LTM170W1-L01.pdf

可変抵抗器でバックライトの調節を行うに当たって参考にさせて頂いたサイトさま
http://www.hct.zaq.ne.jp/kyotani/

 

Vista + Linux デュアルブート

Windows Vista + Debian GNU Linux のデュアルブートの件ですが、
Grubをmbrに入れるのがVista的に怖かったので(いや なんか仕込まれてたらヤダナと思って)、
Xpや2000同様、bootpartで切り取ったブートセクタをboot.iniに載せて
ntldrからのデュアルブートに挑戦しました。

でもVistaにはntldrがないです。BCDなるものに取って代わられてます。
boot.iniもなくなって
バイナリファイルをBcdedit.exeというコマンドラインツールで編集します。
ヘルプを参照しましたが、あまりピンときませんでした。

ピンとこない人が多いのかPROnetworks VistaBootPROなるGUIツールも出てきてます。

今回はNeoSmart Technologies EasyBCD 1.52というGUIツールを利用しました。
Add/Remove EntriesからLinux/BSDタブに移動して
ブートローダの名前(Grub LILO etc)、Hard Disk No.Partition No.を指定してボタンを押すだけ。
驚愕のEasyさです。

HDDの番号、パーティションの番号がわからなければ、コマンドラインツールの
DISKPART.exeで調べることもできます。

Microsoft DiskPart バージョン 6.0.6000
Copyright (C) 1999-2007 Microsoft Corporation.
コンピュータ: xxx

DISKPART> list disk

Disk ### Status Size Free Dyn Gpt
-------- --------------- ------- ------- --- ---
Disk 0 オンライン 298 GB 63 KB
Disk 1 オンライン 234 GB 1441 KB
Disk 2 オンライン 234 GB 4615 KB
Disk 3 メディアなし 0 B 0 B

DISKPART> select disk 0

ディスク 0 が選択されました。

DISKPART> list partition

Partition ### Type Size Offset
------------- ------------------ ------- -------
Partition 1 プライマリ 39 GB 1024 KB
Partition 2 プライマリ 146 GB 39 GB
Partition 3 プライマリ 10 GB 186 GB
Partition 0 拡張 20 GB 195 GB
Partition 4 論理 1906 MB 195 GB
Partition 5 論理 19 GB 197 GB

DISKPART>
てな感じ


EasyBCD
http://neosmart.net/dl.php?id=1

日曜日, 1月 14, 2007

 

Perl MP3::Info + iTunes compilation

mp3にはタグの規格があって、その中にトラック情報が入っている。

例えば曲名だとか”アーティスト”だとかアルバム情報だとかだ。

この規格はid3といってタグのことをid3tagという。
http://www.id3.org/

perlでid3tag情報を読むにはcpanのMP3::Infoが便利だ。
m4aのタグ情報を読むMP4::Infoとの表記の互換性もある。

だけど、実はiTunesで編集したタグに付く、コンピレーションフレームについてはid3の規格から外れている。(m4aについてはコンピレーションフレームについて規格がある。と、考えれば確かに有用なフレームだと思うのだが。)

だからだと思うのだが、MP3::Infoではcompilationフレームを読む方法がないように思われる。

でも読みたいときはどうするか?

コンピレーションフレームのキーは次のふたつ
TCMP
TCP

使う関数はこれ
MP3::Info::get_mp3tag (FILE [, VERSION, RAW_V2, APE2])

VERSIONはID3v1とID3v2のどちらを読むかを指定する。
指定をしなければ、まずID3v1を読み、(もしあれば)ID3v2の情報を次に読み、最初に読んだ情報を上書きする。

RAW_V2は
1:生データを取り出す。
2:データを取り出した上で加工する。
のいずれかを選択する。

例えば下の例のようにタグを読めば

my $tag = get_mp3tag('mysong.mp3', 2, 1);
for (keys %$tag) {
printf "%s => %s\n", {$_}, $tag->{$_};
}

タグの生のデータが取り出され、
キー => 値 のフォーマットで出力される。
(値には画像など文字列以外が格納されている場合もあるので注意)

キーがTCMPかTCPであればcompilation frameがついているということ。
if (defined $tag->{"TCMP"}){
printf "TCMP => %s\n", $tag->{"TCMP"};
}

参考:
http://search.cpan.org/~daniel/MP3-Info-1.21/Info.pm
http://backpan.cpan.org/authors/Chris_Nandor/MP3-Info-0.90.readme

日曜日, 1月 07, 2007

 

Gnome + Gmail = CheckGmail

最近Debian で Gnome を立ち上げている時間が多くなった。
何台かのコンピュータの前に座っているわけだけど、
困るのはメーラ。PopしてどこかのPCに落としてしまうと
他のPCから見にくい。

そんでGmailを使っているわけだが、
CheckGmailというPerlプログラムを見付けた。
gnomeのtrayにnotifierアイコンが格納される。
メールが着くとGmailマークが赤くなっておしらせしてくれる。

aptitude install checkgmail
だけで簡単に入ってしまった。

よい。

Gmail notifierというfirefox拡張機能でも似たようなことができるのだけど、
firefoxを常時立ち上げているわけでもないのでこちらを重宝しそうだ。

 

Debian + Rhythmbox = Who's bad?

Debian で Rhythmbox 0.9.6を使っていたのだけど(m4a)AACが聴けない。
Message: don't know how to handle audio/x-m4a

プロテクトされているdvdの再生で御世話になってる
http://www.debian-multimedia.org
から
gstreamer0.10-plugins-bad
というのをいれてみた。
再生できないんだよなぁ

もっと悪そうなブツを入れてみる。
gstreamer0.10-plugins-really-bad

再生できました。
gstreamer0.10-plugins-base
はともかく
gstreamer0.10-plugins-good
gstreamer0.10-plugins-ugly
のふたつも入ってます。すげぇ名前付けてるね。

 

Debian + Cups + hp photosmart 2600

HPのPhotosmart2600(プリンタ)がLANネットワーク上にある。
Debian etchではCupsを使って楽に繋げられるようだ。

apt-get install hplip

HP用のプログラムをインストール。
普通にDebianのリポジトリに置いてある。
どういうライセンス形態になっているのかわからないけどHPのご謹製なのでしょうね。
そして

hp-setup

でHP device managerなるプログラムが立ち上がる。
そこから先は指示に従えばテストページの印刷までいける。

ちなみにHPLIP toolboxなるプログラムがgnomeメニューに追加された。
faxとかscannerは試してないけどtoolboxにエントリがある。

すごいぞ Debian

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